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ボイトレ豆知識-コラム「ボイトレ教室と独学の違い」
2024.05.06
「ボイストレーニングをやってみようかな?」
この記事を読んでいる人は、
ボイストレーニングを始めようか悩んでいる人、もしくは既にボイストレーニングを受けていて、レッスンの補足として読んで頂いている人が多いかと思います。
今回はボイストレーニングが実際どういうところなのか、教室や講師によってどんな違いがあるのか説明していこうと思います。
レッスンを始めようとしている人、レッスンの講師または教室を変えようかと悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください。
ボイトレ教室と独学の違い
歌が上手くなりたいと思っている人には、選択肢として教室に通う、独学でやる選択肢があります。
大きな違いは何かお分かりでしょうか?
【客観的視点】
これが1番の違いです。
歌は目で判断がしにくく、明確に数字として結果が分かりません。
採点機能を使って、ある程度の上達を確認することは出来ますが、
得点を気にするばかり、それが良い歌の邪魔をしてしまう可能性があります。
講師がいた場合、適切なアドバイスや練習方法を教えてくれます。
独学では喉を痛めるような発声方法をしてしまうようなこともありますが、
そういった癖もレッスンの中で修正していきます。
上達に最も必要なものの1つとしてアウトプットがあります。
この部分も、教室ではライブや発表会などもあるので成果を他の生徒さんと共有できるんですね。
教室の違い
教室によっても少し違いがあります。
選ぶ際に1つの基準として考えてみてください。
・ライブ、発表会が多い
・レッスンスタジオが多い
・洋楽に特化している
・講師の人数が多い
・色々な地域にスクールがある
・歌以外にも楽器のコースがある
などなど。
例えば、仕事柄引越しが多く同じ地域で通い続けられないような人は、
広い地域に展開しているスクールを選べば、転入の形でレッスンを続けられます。
弾き語りがやりたくてギターやピアノも一緒に学びたいような人は、
楽器のコースがある教室に相談すれば比較的対応してもらえます。
講師の特徴、選び方
自分に合った講師を見つける。この部分がボイストレーニングでは重要になります。
せっかく通うスクールであれば相性の良い講師に教えてもらいたいですよね。
講師にも得意不得意があります。
講師同士で話していると、面白いレッスン状況になっていることがあります。
自分が担当している生徒さんの割合として、
・女性が多い(男性が多い)
・高齢の方が多い(子供が多い)
・理系が多い(文系が多い)
などなど。
特に狙ってそういった人を獲得しているわけではないのですが、
やっぱり相性ってあるんだなぁ思います。
美容師さんをイメージしてもらうと分かりやすいです。
自分は異性(同性)の美容師さんに切ってもらうと良い感じになるなんて経験がありませんか?
美容師さんにもやはりそういった得意な部分があるんでしょうね。
ボイトレスクールのHPには、
必ず講師一覧が記載されています。
得意なジャンルなども記載していることが多いです。
自分がやりたい音楽に合わせて、
体験レッスンを応募する際に、どの講師にしてみるか一考してみるのもいいでしょう。
レッスンでは何をやるの?
歌の練習と言っても、具体的に何をするのかイメージしにくい人も多いかと思います。
実際にどのようなことをするのか紹介します。
・歌唱に適した姿勢
・呼吸法
・滑舌
・高音
・音程トレーニング
・リズムトレーニング
・表現、ニュアンス
・採点アップ
・音楽理論
このような項目を生徒さんに合わせて行っていきます。
この辺りで講師の特徴があらわれます。
生徒Aという人がいたとして、
声や歌を聞きます。
その歌を聞いた上で、講師の中でも考えることが少しずつ違ってきます。
呼吸法からやった方がいいなとか、まず音程だなとか、
各々が生徒さんに合わせてカリキュラムを組んでいきます。
どのような生徒さんにも、
ある程度順序を決めている講師もいたりと様々なのが面白いところでもあります。
オンラインとオフラインの違い
最近ではオンラインのボイストレーニングも増えてきました。
スマホやタブレットの性能がアップしたこともあり、PCを持っていない人でも始められるようになりました。
メリットとしては、
気軽に始められる、通う手間が省けるという部分があります。
ボイストレーニングというと、少しかしこまってしまい緊張する人が多いようです。
オンラインであれば、その部分も軽減されます。
皆さん何か習い事をやったことがあると思いますが、やはり通う手間というのは面倒に感じることもあります。
そう言った部分が心配な人はオンラインレッスンの選択肢にいれてみるのもオススメです。
デメリットとしては、
タイムラグがある、声質が少し変わってしまう。
使っている機材や、ネット環境によっては音が途切れてしまうようなこともあります。
メトロノームに合わせたような練習は少し不向きです。
スマホやタブレットの内蔵マイクやスピーカーでは、声質が変わってしまいます。
例えば、講師が出したお手本の歌声が、実際に出している声と違う印象を持ってしまい、
正確に伝わりにくい可能性があります。
本格的なトレーニングを受けたいと思っている人は、オフラインのレッスンがオススメです。
いかがでしたか?
ボイトレ教室の雰囲気がなんとなくイメージ出来たでしょうか?
興味はあるけどなかなか足が伸びなかった人、
独学でやっていたけど、なかなか上達が実感出来ていない人、
ぜひ1度体験レッスンに足を運んでみてください。
新たな発見と確かな上達が実感出来ますよ。